自己紹介


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2011年6月1日水曜日

BMW異聞


香川日独協会会報に掲載。

掲載年月:2011年5月

題目:BMW異聞
筆名:近藤昌紀


本年 2 0 1 1年 2 月 1 1 日の香川日独協会春を呼ぶ会で、
筆者は「 『ドイツ語圏音楽』 と『ドイツ音楽』 は厳に峻別せよ!」

すなわち、
(ドイツ語圏音楽) - (オーストリア・ハプスブルク帝国音楽)=(純正ドイツ音楽)
と論陣を張ったごとをご記憶であろうか?

「 ドイツ語圏音楽」 とは、
アルプスから北 、フランスから東、チェコから西、

そして東方教会の影響を受けていない地域の音楽 、
と筆者は定義している。

この中で、上記 「 純正ドイツ音楽 」 の公式に
当てはまる作曲家というのは思ったよりも少ない。
 
ドイツ出身の作曲家と言いながら、
ゲオルク・フリー ドリッヒ・ヘンデルは英国に渡って
ジョージ・フレデリック・ハンデルとなり 、 ウエストミンスターに眠る。

ベートベンやブラームスは 「 ドイツ3大B 」 と称えられながら、
骨を埋めたのは襖・ウィーン中央墓地である。

因みに、ベートベンはフルネームを正調ドイツ語で記すと
“ルートヴィッヒ・ファン・ベートホーフェン (Ludwig van Beethoven)”
となるが、この 「ファン」 が怪しい。


(つづく)



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