自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
当ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。

このブログでは演奏会(ライブやコンサート)参加の履歴や
日常生活で思ったことについて、様々な視点で書いていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


2013年1月23日水曜日

ワーグナー生誕200年の狂喜すべき年

この記事は
私が懇意にさせていただいている方へ送ったものを
自分用に編集したものです。

==================================================

まずは、吉報を。

2013年2月11日(祝)正午より、
JRホテルクレメント高松21階シエロで
香川日独協会「春を呼ぶ会」が開催されます。


ところで、カンタータ21番BWV21の用途日は『追悼式(?)』と書いたが、
教会暦とバッハのカンタータの用途日をマッチングさせた
『バッハ教会暦』なるサイトがある。

この中には、確かに21番は『三位一体節後第3日曜日』としているものもある。
そら、『追悼日(?)』では座りが悪い。


筆者、従前より

「『ドイツ音楽』というのはおかしい!『ドイツ語圏音楽』というのが正しい。
そして、それは『純正ドイツ音楽』と『オーストリア・ハプスブルク帝国音楽』に分断される。」
 と公言してはばからない。

 『ドイツ3大B』などというのは大きな間違いで、
ベートーベンとブラームスはウィーンに骨を埋めた
オーストリア・ハプスブルク帝国の作曲家だ。

で、純血種のドイツ音楽家は
BMW-RS(バッハ、メンデルスゾーン、ワーグナー、
リヒャルト・シュトラウス、シューマン) に収斂すると主張してきた。

今年は、ワグネリアンの筆者にとって、
ワーグナー生誕200年の狂喜すべき年でもあり
(ベルディ生誕200年など、どうでもよい。)
 そこにバッハのカンタータとくれば、もう、言うことはござらん。


もっと深堀りする。

メンデルスゾーンの出自はユダヤ系であり、
ナチス・ドイツ時代には、
ユダヤ系3M(メンデルスゾーン、マーラー、マイヤベーア)は
演奏停止を食らった。

メンデルスゾーンとマーラーに
『ユダヤの憂愁』とでも言うべき
旋律の共通性を見出すのは筆者だけであろうか。

で、純正ドイツ音楽からは除外。


2013年1月3日木曜日

狂気のバッハ暦

この記事は
私が懇意にさせていただいている方へ送ったものを
自分用に編集したものです。

==========================================================

バッハのカンタータを見るとその用途日を調べたくてうずうずする。

『BACH2000』の解説を紐解くと、
21番BWV21は、『追悼式(?←本当にこう書いてある)』

101番BWV101は『三位一体節後第10日曜日』。

さて、これからが大変である。

『三位一体節』とは・・・

“『聖霊降臨祭(ペンテコステ)』の次の日曜を『三位一体主日』として、
次の日曜が『三位一体節後第1日曜日』、
次の日曜が『三位一体節後第2日曜日』、
以下同文で『三位一体節後第10日曜日』・・・と続く”

では、『聖霊降臨祭(ペンテコステ)』とは・・・
『復活祭(イースター)』から数えて(7週目)50日目の日曜日。

では、『復活祭(イースター)』とは・・・
『春分の日』後の最初の『満月』直後の「日曜日』。当然、日は毎年変わる。


(ホンマ、気が狂うわい)


いまの時代、ネットのサイトで教会暦は即出る。
今年なら、三位一体節後第10日曜日は7月28日である。

因みに、サイトを引くと、
今年2013年は
復活祭3月31日、聖霊降臨祭5月19日、
三位一体主日は5月26日である。

しかし、これもカトリック、新教、
それも、ルター派、カルヴァン派等教派の違いにより差が出る。

バッハの信仰したルター派では、上記のとおり計算すると1週間遅い8月4日になる。。


オマケ:バッハの初演は1724年8月13日。