自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
当ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。

このブログでは演奏会(ライブやコンサート)参加の履歴や
日常生活で思ったことについて、様々な視点で書いていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


2017年12月30日土曜日

山田麻実さんの自己紹介動画発見

ミュンヘン市民へのPRを兼ねた
ミュンヘンフィル2ndバイオリン正団員就任
山田麻実さんの自己紹介動画を発見。


Asami Yamada's Interview」を検索でいつでも見られる。



この10月28日公開というのも新鮮。

動画では、山田さんの流暢なドイツ語と、横から見ると卓球の福原愛そっくり、
演奏時にふと見せるバイオリニスト千住真理子のような表情に魅了された。

声も、いい声をしている。
歌い手の発声ではないが、いやされる声だ。

親父さん、恥ずかし紛れに、まあ、言いたい放題を。

2017年12月29日金曜日

ゲルギエフつながりの驚愕のリサイタル

本年12月9日付けで掲載した、
恐るべし!天下のマリインスキー歌劇場管弦楽団に勝った東大オケ
ヴァレリー・ゲルギエフつながりで驚愕の事実を一席。

このゲルギエフが常任指揮者を務めるメジャーオーケストラに
ミュンヘンフィルがあるが、
その「ミュンヘンフィル団員 日本音コン3位 ヴァイオリン 山田麻実」で
ピアノは高松一高、桐朋ラインの立川美香を掲げたリサイタルのチラシが、

最近、行き着けのオーディオ屋インザムードに行ったら、
カウンターの上に無造作に積み上げてあった。


2018年4月21日(土)15時から国分寺のシカ、とある。

近藤「これ何な!」

店員(筆者のオーディオの師、滝口教祖)
「ああ、それ客のじいさんが、親戚の演奏会やいうんで置かしてくれ言うて、
持ってきたんですわ。」

筆者、速攻、そこに書かれた「山田」と書かれた問い合わせ先へ携帯を入れる。

近藤「出身は芸大付属、芸大、芸大院、
ミュンヘン音大院となっとるけど、中学までは高松?」

山田氏「本人はずっと関東ですが、父親の私が昭和51年の高校卒業まで高松やったもんで、私の父、娘から言うたらじいさんがどんな音か聴きたい言うんで、どうせやったらいうんで、会場を設定したんです。」

近藤「51年高卒、・・・もしかして・・・」

で話を進めたら、何と彼は高校の同窓生で、そのいとこ、
旧姓山田さん:今はなき高松古楽コンソートに所属していた白石さんも同窓生とのこと。唖然。

近藤「しかし、よう受かりましたね。」

山田「倍率は500倍とかやったです。(!)まあ、これからですわ。」

近藤「チラシのご尊顔も麗しく・・・。」

山田「それがあいつ、顔が全然で、最近も撮り直ししたんですが、
これも気にいらんで、そのチラシのは相当前のやつです。
あまり、期待をなさらんように。(以上、ご尊父発言ママ)」

近藤「いやあ、うちのドラ娘も勤め先の大阪の企業のサイトに写真が出とんですが、
どうせ出るなら見合い写真に使えるようにキレイに撮ってもらえや、
言うたら、企業風土に合うように撮られたっちゅう話ですわ。どんな企業風土や。

しかし、ミュンヘンフィルの現役がこの甘ったるい
(会場がシカだから言ったのではない。)
子ども向けみたいなプログラムとはもったいない。
倍値の5,000円で面倒い曲でも行きますわ。」

山田「そうしたいんはヤマヤマなんですが、なんせ、3楽章モンのソナタに
じいさんの体力が持つかどうか分からんので、今回は泣く泣くこんなんにしたんですわ。
いずれは、本格的なソナタでやりたいです。」

2017年12月28日木曜日

第4回高松国際ピアノコンクールのご意見番

(12月15日質問投稿)
パスポートチケットの売り方がドンくさいんちゃいますか。


パスポートチケットが「※7,000円お得」?
アホなこと言わんとって下さいよ。
それよりずっと美味しいでしょう、このチケットは。


せっかく今回から3次審査に導入するピアノカルテット。
これのメリットを本音で売り込まにゃあ!商工会の人も役員にいるんでしょう。
もっと商売気を出して下さいよ。


ピアノカルテットを構成する楽器の内、
ビオラはソロリサイタルをすることは非常に稀ですが、
ヴァイオリン、チェロのソロリサイタルは普通の話。


で、今回3次審査登場の弦パートの面々は、
東京価格でソロリサイタル5,000円は当り前のメンバーです。
((ヴァイオリン:玉井 菜採、川久保 賜紀、
  ヴィオラ:大野かおる、松実健太、
  チェロ:河野文昭、長谷川陽子)
グーグルあたりで「リサイタル 氏名」で検索してみて下さい。
なんぼでも出てきます。)


その連中が3人一組で入れ替わり立ち代わり、
1日5回、2日で10回演奏する訳でしょう。
1日どころかコンテスタント2名分の演奏を聴けば市場価格での元は取れて、
後はプレミアムです。


言っては何ですが、瀬戸フィルが3次審査の伴奏を務めた前回よりは
付加価値が高くなっているのは間違いありません。
県外から3次審査のみを聴きにくる人も出かねません。


そして最後に一言。殺し文句はこれ。
「3次審査以降は全席指定となります。いい席はお早目に。」




(12月14日質問投稿)
過去3回の思い出なんですが、高松国際コンクールは4年に1回、
奇しくも(?)冬季オリンピックの後、
ひと月も経たない間に開催されますよね。今年も然りです。


冬季オリンピックの出場選手の国籍と
高松コンクールの出場者の国籍は類似性が非常に高いです。
北の国が有利で、出場者の育成に非常にカネがかかる。
まさに南北問題です。


南の貧困国家=ほぼサッカーに熱心で強い国は、出場者も限られます。
サッカーが貧者のスポーツなら、ピアノはやっぱりフィギュアスケート並みの
金持ちのスポーツ(そうです。スポーツそのものです。)ですね。


この冬季オリンピックの盛り上がりを、
どうして高松コンクール事務局は引っ張って来ないんですかね。
「オリンピックの次はコンクール」的ノリで。


出場国の国旗が、オリンピックが終わると同時にそこら中でひるがえり、
商店街で流れるのは出場国国歌くらいでないと、このノリは引き継げません。
(国家でなく地域である台湾にも「国歌」は有ります。今回は予選敗退のようですが。)

悪名高きИси井Рури子Старушкаあたりがいたときは、
セレモニーとして粛々とコンクールを進めたいとの
天の声が降って来ていたのでしょう。

ですが、鬼婆も永久にこの世から消え去り、
今、世間では2017年の直木賞・本屋大賞を総なめにした
小説『蜂蜜と遠雷』のモデルになった浜松国際ピアノコンクールの模様が
コンクール風景のスタンダードとなっています。


一次審査の段階から「歓声」「怒号」「スタンディング・オベイション」の連続ですよ。
 ブログでもそのとおりの模様が次々に掲載されています。


さらに、通になると、どうして高松コンクールは「聴衆賞」がないんだ、
との声すら聞こえます。


高松の聴衆のレベルが
「聴衆賞」を投票するほどのレベルではないから(という上から目線)なのか、
単に前からやってないから、その引継ぎでやってないのか。


「聴衆賞」がないと、盛り上がりにも欠けますよね。
人気投票か総選挙か知らんですが、世間ではそういうのも流行ってますから。

2017年12月27日水曜日

高松国際ピアノコンクール事務局への公開質問状

 「カントリーリスク」。

前回の高松国際ピアノコンクールまではあまり意識しなかったこの言葉、
米トランプ爆弾が爆発するごとにヒヤヒヤものになる。

我が芸術情報研究所は、この手の問題を「地勢学」として研究していて、
恰好の研究ネタだ。
(「地勢学」の正体は「芸術情報研究所」を検索し、ブログを参照されたい。)

カントリーリスク評価マップ - 2017年1月~2016年第4四半期
コファスジャパン信用保険会社

















 




カントリーリスクその1 

今回2名のイスラエル国籍のコンテスタントがいる。
この、イスラエル国籍というところが曲者だ。
まず、トマー・ゲヴェッツマン


誰がカタカナに訳したのかは知らないが、「WIRTZ」を「ウィルツ」と読まず
「ヴェッツ」又は「ヴィルツ」とWをにごらし読みするのであれば、
これはユダヤ人のドイッチャー、すなわち、元ドイツにルーツがあって、
移民だか帰国だか知らないが、した者の可能性が高い。
顔だちも典型的ユダヤ人だ。


もう一人、オル・リーム
こちらは典型的アラブ系パレスチナ人の顔だち。
顔色も浅黒いのを隠すため、わざと白黒写真にした可能性がある。


そして、パレスチナ人とシリア人の両親を持ち、
ニューヨークを拠点に活動するアラブ系アメリカ人アーティスト・映画監督に
Jackie Reem Salloumジャッキー・リーム・サッローム)という女性がいる。
オル・リームも同じREEMを名乗っているから、
もうパレスチナ人と見て間違いないだろう。


さて、そのイスラエルとパレスチナ。
 トランプ爆弾が「イスラエルの首都を(テルアビブでなく)エルサレムと認定する」
などと発言したもんだから、
ただでさ揉めに揉めもめているこの双方の紛争に油を注ぐ上に、
唯一のアメリカ国籍の参加者、クリス・ジュヨン・ハンにも火の粉が飛んで来かねない。

もっとも、この人、写真から見ても名前から見ても、ハン・ジュヨン。
韓国系(又は中国系)らしく、多少救われた気もするが、ゆめゆめ油断めさるるなかれ。



カントリーリスクその2

高松国際ピアノコンクール第1回で優勝をかっさらいながら、
前回は一次審査すら出場者の無かったウクライナ


今回は2名出場だが、隣国ロシアは7名。
この2国がこれまた面倒い。


この2国については、おおっぴらに紛争が始まる2年前には、
筆者、この事態を予言していた。
(筆者論文「ドイツ大使と近藤昌紀の大予言」参照)


4年前の第3回開催時期は、この2国の紛争が頂点に達した頃で、
ウクライナ側としては、コンクール出場どころの情勢ではなかっただろう。


まさにコンクール会期中の2014年3月18日、
ロシアが当時ウクライナ領であったクリミアを併合。
同年7月17日には、ウクライナ東部を飛行中のマレーシア航空機が
ロシア製地対空ミサイルにより誤爆・撃墜された。


この地域はウクライナといいながらロシア系住民の多い地域で、
現在でもロシアへの併合を望む一派とウクライナ政府の対立で、内乱状態を呈している。
そのすさまじさを、今年は身近に感じることができた。


今年9月12日のキエフ・クラシック・バレエ県民ホール公演。
この時に売られていたオリジナルパンフレットに書かれた、
プリンシパル長澤美絵への5月10日付け電話インタビューを読むと、

1年前に結婚しました。
今は同じバレエ団にいるエフゲニー・ペトレンコですが、
それが波乱万丈で・・・。


彼はもともと民俗舞踏を踊っていた人ですが、
キエフ・クラシック・バレエと同じ劇場にレパートリーがあるので、

一緒の舞台を踏んだ時に知り合いました。

でも、結婚してひと月で彼は兵役に取られてしまって・・・
ほんの3日前に帰ってきたのです。



ちなみにこのカンパニー(キエフ・クラシック・バレエ)は
旧ソ連時代にはモスクワのボリショイバレエ、
レニングラード(現サンクトペテルブルク)のレニングラードバレエと比肩された、
ウクライナ国立キエフバレエとは似て非なる団体である。

こちらの団員なら兵役免除されたかもしれないが、
それにしてもバレエのダンサーを兵役に取るなど、国家総動員の状態に近いとも思える。

事態が急辺すれば男性コンテスタントの
ヴァーシル・コーチェスに帰国命令が出たりして・・・。


12月24日の四国新聞ほか各紙によれば、
ここでもトランプ爆弾が、「ウクライナへの武器供与を決定」とのまさに爆弾発言。
ロシアとの仲も一層険悪にならざるを得ない。
どこまであの男は世間を混乱させるつもりなのか!


第2回では、チリ・イースター島出身の女性コンテスタントが、
折からのチリ沖地震に起因した津波被害に対して募金を募ることに事務局も協力した。


それでは今回、上記紛争が悪化し、立場の弱いパレスチナやウクライナの
コンテスタントが人道的支援を申し出たらどうするのか。


逆に、ウクライナはドン・コサックの発生の地、
パレスチナはご存知のとおりの自爆王国だ。どちらも血の気の多い地域ときている。
ロシア人やユダヤ人のコンテスタントと、舞台裏で乱闘をしかねない。


まあ、筆者はそれも国際コンクールならではのハプニングとして、
ドメボケした香川県民にインターナショナルな刺激を与える
いい機会だとは思っているのだが。


それにしても、今回の白眉は、ドイツ人コンテスタントが2名いることだ


ドイツは主要都市にはすべて音楽大学があるという音楽教育大国なのだが、
これでようやく高松コンクールもドイツ人に目を付けられるようになったか、
という感慨はある。


チャイコフスキー、ショパン、エリザベート、ロン・ティボーの各コンクールに比肩する
ミュンヘンコンクールを催す国だけに、どのようなレベルか、興味を引くところだ。


ちなみに、女性のカテリーナ・マイ・グレーベは、
顔だちとマイという名前から見て、日系ドイツ人の可能性大。



2017年12月18日月曜日

続・増補版リヒャルト・ヴァーグナー絡みの競走馬名鑑

懸案であった、楽劇「ニーベルングの指輪」全4部作関係を追加してみた。

総評として、

1 複数のウマに系統的にヴァーグナー作品登場人物の名前を付けている馬主が
    何人かいるが、団体名も含めて、一見明白にワグネリアンで、
    逆に、ウマにヴァーグナー絡みの名前を付けることで、
    俺はワグネリアンだと誇示して、
    「キタサンブラック」とは格が違うんだと言わんばかりに、ハクを付けているように思える。

2 競走馬名は電光表示板の関係で、カタカナ9文字までと中央競馬会で決まっている。
    その制限の中で、中途半端な名前の付け方になった馬、
    例えば「マチカネタンホイザ」(さぞやタンホイザーとしたかったであろう。)、
    「エルザブラバント」(エルザ・フォン・ブラバント=ブラバントのエルザとしたかったであろう。)を
    見るたびに、馬主の無念さが伝わってくる。

3 こういう研究も、地勢学の本領だ。
    世界の王族、富豪にはワグネリアンが多い。
    それにあやかりたいという馬主の渇望が、馬名を通じて見えてくる。


リヒャルト・ヴァーグナー
ドラゴンワーグナー:馬主 窪田康志
ワグネリアン:馬主 金子真人ホールディングス


歌劇「さまよえるオランダ人」関係
ダーラント:馬主 門野重雄
エリック:馬主 門野重雄


歌劇「タンホイザー」関係
マチカネタンホイザ:馬主 細川益男
タンホイザー:馬主 門野重雄
タガノエリザベート:馬主 八木昌司
(筆者注:「エリーザベト」としないところを見ると、ミュージカル「エリザベート」から取ったのかも。)
ウォルフラム:馬主 キャロットファーム


歌劇「ローエングリン」関係
ローエングリン:馬主 社台レースホース
エルザブラバント:馬主 平井頼行
ヘイセイエルザ:馬主 加藤章
(映画「野生のエルザ」から取ったのかも。以下同)
レッドエルザ:馬主 東京ホースレーシング
オルトルート:馬主 村野康司
ゴットフリート:馬主 キャロットファーム


楽劇「トリスタンとイゾルデ」関係
トリスタン:馬主 伊達秀和
イゾルデ:馬主 伊達秀和


楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」関係
 マイスタージンガー:馬主 山崎淨
 エッケザックス:馬主 社台レースホース


楽劇「ニーベルングの指輪」全4部作関係
序夜「ラインの黄金」
ヴォータン:馬主 門野重雄
ローゲ:馬主 門野重雄
フリッカ:馬主 門野重雄
エルダ:場主 日下部勝徳
ダイコーフライア:馬主 日下部勝徳
シンボリドンナー:馬主 シンボリ牧場
メイショウドンナー:馬主 松本好雄
ヴォークリンデ:馬主 キャロットファーム
フロースヒルデ:馬主 宮川保

第1夜「ワルキューレ」(以下、前作と重複する登場役は省略)
ワルキューレ:馬主 加藤裕朗
サトノワルキューレ:馬主 サトミホースカンパニー
ジークムント:馬主 吉田勝己
サクラジークリンデ:馬主 さくらコマース
ブリュンヒルデ:馬主 加藤裕朗 
オルトリンデ:馬主 グリーンファーム
ジークルーネ:馬主 グリーンファーム
ロスヴァイセ:馬主 キャロットファーム

第2夜「ジークフリート」
ジークフリート:馬主 新井利彦

第3夜「神々の黄昏」
ハーゲンベック:馬主: 廣嶋景子


舞台神聖祝典劇「パルジファル」関係
パルジファル:馬主 池谷誠一
グラールストーン:馬主 吉岡泰治
アンフォルタス:馬主 米田裕一

2017年12月17日日曜日

リヒャルト・ヴァーグナー絡みの競走馬名特集

当ブログの鑑タグで、堀尾研究員から筆者のことを
「牟礼町原でダントツ1位のワグネリアン」との尊称を頂戴しているが、
筆者の知る範囲では、香川県内では5本の指に入る本来の意味での
 「ワグネリアン」であることは間違いない。


しかし、金持ちの中には、有り余るカネを持って競走馬のオーナーとなる一方で、
豪華なオペラにうつつを抜かしている方もおいでと見える。


良く言えば、競走馬の命名から見ると、赤新聞を読む庶民のレベルを超えた、
相当の知性を持った方もおいでのようで、さすがにロシア語は見たことがないが、
英語のみならず独、仏、伊、西等大陸系西欧諸言語を駆使した命名をされている方には
限りなき敬意を表するときがある。


ワグネリアンの筆者としては、
いかにヴァーグナーの作品の名が競走馬に反映されているか、
そのような馬主は相当のインテリであろうことを想像しつつ、列挙する。



リヒャルト・ヴァーグナー
ドラゴンワーグナー:馬主 窪田康志
ワグネリアン:馬主 金子真人ホールディングス


歌劇「さまよえるオランダ人」関係
ダーラント:馬主 門野重雄
エリック:馬主 門野重雄


歌劇「タンホイザー」関係
マチカネタンホイザ:馬主 細川益男
タンホイザー:馬主 門野重雄
タガノエリザベート:馬主 八木昌司
(筆者注:「エリーザベト」としないところを見ると、
ミュージカル「エリザベート」から取ったのかも。)
ウォルフラム:馬主 キャロットファーム


歌劇「ローエングリン」関係
ローエングリン:馬主 社台レースホース
エルザブラバント:馬主 平井頼行
ヘイセイエルザ:馬主 加藤章
(映画「野生のエルザ」から取ったのかも。以下同)
レッドエルザ:馬主 東京ホースレーシング
オルトルート:馬主 村野康司
ゴットフリート:馬主 キャロットファーム


楽劇「トリスタンとイゾルデ」関係
トリスタン:馬主 伊達秀和
イゾルデ:馬主 伊達秀和


楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」関係
マイスタージンガー:馬主 山崎淨
エッケザックス:馬主 社台レースホース


楽劇「ニーベルングの指輪」4部作関係
序夜「ラインの黄金」、第1夜「ワルキューレ」、
第2夜「ジークフリート」、第3夜「神々の黄昏」
これは後日にしよう。登場人物が多すぎる。


舞台神聖祝典劇「パルジファル」関係
パルジファル:馬主 池谷誠一
グラールストーン:馬主 吉岡泰治
アンフォルタス:馬主 米田裕一

2017年12月10日日曜日

続・命名権売り奇譚

11月12日付けで公立ホールの命名権にまつわる因縁話を書いたが、
この問題にまつわる珍談・奇談には事欠かない。


同因縁話の最後に「観音寺も新築のホールに訳の分からん名前を付けとるが、」と
お茶を濁しておいた問題をここでご披露しよう。


観音寺市が付けた新市民会館の名前は「ハイスタッフホール」。
この名の由来については「ハイ」は「高い」の意の「high」と
なんとなく想像していたが、「スタッフ」については、
このホールの指定管理は、11月12日付けの因縁話の前半の主人公、
穴吹エンタープライズ㈱が懲りもせずに取っている。


同因縁話にも書いたとおり、犯罪まがいの事件をおこした会社の兄弟会社が
「high staff」は厚かましいし、観音寺市も少しはまともな理性を持っているのなら、
高い質のものが詰まっているという意に取れる「high stuff」だろうと、
筆者、非常に良心的に解釈していた。


しかし、ここは真実の求道者たる筆者、確証を得るためハイスタッフホールに電話すると、回答は事もなげに

「命名権取得者がカタカナで「ハイスタッフ」とするよう条件を出したので、
そのとおりにしております。」

「では、スタッフの意味はstaffなのかstuffなのか分からないんですか?」

「命名権取得者が人材派遣会社なので、どちらにも取れますが、
我々では関知しておりません。」

で、「ハイスタッフ」を検索すると、同名の人材派遣会社が観音寺に有る。
電話して、
「おたくが市民会館の命名権を取得したということを聞いた。
スタッフはどちらの意味?」と聞くと、「こちらからお電話します。」


しばらくしてかかってきたのは何と観音寺市。「ホールの命名で何か?」

「おたくでないわ。
命名権を取ったハイスタッフの社名の“スタッフ”はどちらの意味か知りたいんや。」

で、しばらくするとまたもやハイスタッフ側から電話があり、
「aの方のstaffでよろしゅうございます。」とのこと。


「兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール」の「KOBELCO」は
ブランド名で社名ではない。


社名を直接ホールに命名すると、本社、関連会社いずれかで不祥事があると、
ホール名に傷を付けることは「穴吹」が証明している。


観音市も命名権取得者が不祥事を起こさないよう監視するとともに、
ありがたいことには(?)、こちらの場合は最悪そういうことが
起きたときは命名権を取り上げて
「High Stuff Hall」と名を変え、
チラシやチケットは素知らぬ顔でハイスタッフホールとカタカナで書き続ける。


この悪知恵は使えますよ、観音寺市担当者さん。 
 


2017年12月9日土曜日

恐るべし!天下のマリインスキー歌劇場管弦楽団に勝った東大オケ

2014年8月11日、サンポート大ホールでの東大オケ演奏会。
呼び物はチャイコフスキーの5番。
プロでも危うい思いのする第2楽章のホルン独奏。


まあ、地元オケでは、プロ・アマを問わず完璧に演奏したのを聞いたことがない。
音をはずすかプロプルと装飾音符(?)が着き、はらはらし通しになる。
しかし、何と東大、アマの分際で、完璧にやりおった。見事だ。
バブル時代、在京9オーケストラの中の上以上の音を出すと
評されたのは決して誇張ではない。


時は移り、一昨日2017年12月4日、県民ホールのヴァレリー・ゲルギエフ指揮
マリインスキー歌劇場管弦楽団の同じくチャイコの5番。


ウィーンフィル、ベルリンフィルの次に来ようかという世界的名門オケのホルンが、
何とくだんの第2楽章のソロで、1回だけだが小さく「プルッ」という望まざる
“装飾音符”を付けた。
上記の東大ホルン、男をあげたなあ。というより、恐るべきかな東大オケ。


にしても、さすがと言ったらいいのか、歌劇場管弦楽団だけあって、
オケピットの中からよく響かせるようにヴァイオリンの音がでかいのか、
ロシア人のバカでかい図体からくる弓の圧力がヴァイオリンの音を
バカでかくしているのかその影響で、ラフマニノフのPコン2番を弾いた
高松出身松田華音のピアノの音が完全に食われていた。


前回2015年7月5日
ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル響とチャイコの
Pコンをやったときは、オケの音がもっと優しかった。
ふむ、プレトニョフは男色家として、そちらの世界でも有名人。その影響有りか?


因みに、松田華音、幼いころからロシアに渡ったせいで、
日本語が十分に理解できないらしく、前回CDにサインをしたときは、
ロシア語の通訳が付いていたくらいだから、普通ではない。


もっとも筆者、片言のロシア語を駆使して通訳は不要。
故郷のオヤジ世代のまさかのロシア語に、彼女、それなりに喜んでいた。