自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
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日常生活で思ったことについて、様々な視点で書いていきます。

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2018年7月7日土曜日

おおいに使おう役人用語、又は穴吹エンタープライズ用語

連中は、文言を「訂正」するのを「変更」と言うらしい。

本日、平成30年7月7日(土)、香川県の文化程度を疑う事件が起きた。
15時から県民ホール小ホールで開催された台湾の
桃園市立武陵高級中学管弦楽団香川公演。

主催:香川県
事業実施者:穴吹エンタープライズ㈱

公演前にバラ撒かれたチラシでは、
「ラフマニノフ作曲|ピアノ協奏曲第3番(ママ)」と書かれており
香川のド田舎ではラフマニノフのPコンは2番ばかりで辟易していたところ、
さすが台湾の名門校。
日本で言えば高校生の分際で3番とな!大曲も大曲。

これは聴き逃せんと、「入場無料」という恩恵を活用して行ったのはいいが、
何と、2曲目に舞台から流れ出てきたのは
セルゲイ・ラフマニノフ 作曲ピアノ協奏曲第3番でなく
セルゲイ・プロコフィエフ作曲ピアノ協奏曲第3番!!!(唖然???)

あわてて当日配布のプログラムを見ると、
「ピアノ協奏曲第3番ハ長調作品36/セルゲイ・プロコフィエフ(ママ)」
と書いて、その下に申し訳程度に小さい字で
「(※ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番から変更)(ママ)」

これもまた大曲、ピアノのソリストも必要だし、
「変更」などあるはずがない。

相当早くから決まっていたのは間違いないとして、
台湾側の発信が間違っていたのか、
受信側の主催:香川県、
又は事業実施者:穴吹エンタープライズ㈱が間違っていたのか。

会場にいた他のマニア情報から確認したら、
5日木曜の四国新聞ではプロコフィエフ表示していたが、
いずれにしても、
一見明白に間違った表記を直すのは「訂正」であって、「変更」ではない。

チラシ一枚に導かれて会場に来た聴衆の驚きやいかんせん。

筆者、ピアニストの陳毓襄(チェン ユーシィァン)が演奏した
アンコール曲、アストル・ピアソラのリベルタンゴを
掲示板に書いていた館長の米田優(一応、この人、国立音大出やでえ。)に、

「そんなん書くんやったら、たとえ当日プログラムで訂正しているとは言え、
早くから配布していたチラシの「ラフマニノ」は「プロコフィエフ」の誤りでした。
ラフマニノフのPコン3番を期待してお運びいただいたお客様には
謹んでお詫び申し上げます、
 
と、

「事業実施者」としてちゃんと詫びを入れんかい、
このボケが!プロモーターとして恥ずかしないんか!」

と全聴衆を代表して、諌めの一喝を入れた。














筆者、これから役所や穴吹興産グループに出す文書で
「訂正せよ」と言われたら、それはおかしい。
おたくらの世界では間違いを「訂正」するという行為は
存在しなかったんでないんですか?
おたくらの用語では、それは「変更」というんではないんですか、
と、チラシとプログラムを持って行ってゴネてやろっと。