自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
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2017年11月13日月曜日

スカ続きの兵庫県立芸術文化センター命名権売り

最近は地方自治体財政難の折から、公立の、いわゆるハコモノの運営は

『 指定管理者制度の採用で経費を値切り、
その上に命名権を売ってカネをふんだくる 』

で、清く正しく美しい公立ホールの運営からは程遠い現実を見せられて、
ゲンナリすることがある。

香川県県民ホールなど、指定管理者制度スタート時は
穴吹エンタープライズ(株)が指定管理を取り、

命名権も親会社穴吹興産(株)が取って、
『 アルファあなぶきホール 』だったかの名前にしていたが、

「 こんな長ったらしい名前など覚えられるか 」
で、私的には言い慣れて短い『 県民ホール 』で通してきた。

しかし、である。
公共放送NHKであればどうすべきであったのだろうか。

少なくとも筆者は、
本来は言わなければならないはずと思っていた
「アルファあなぶきホール」と言わず、
「香川県県民ホール」と放送し続けたのを視聴してきたから、
もう噴飯モノだ。

何のために穴吹興産は県に高い命名権料を払っていたんですかなあ。

ただ、ここにも落し穴があった。

この穴吹興産の子会社にして指定管理者穴吹エンタープライズの
兄弟会社(株)穴吹ハウジングサービスが管理していたマンション管理組合のカネを
社員や管理員が横領して、逮捕者こそ出なかったものの、

四国地方整備局から業務改善指示は受けるわ、

管理していた駐車場について、
地主に支払うべき消費税増税に伴う転嫁分経費の支払いを渋って、
公正取引委員会からお目玉を食らうわ

で、「穴吹」という名に傷が付いたというか、聞こえが悪くなってしまった。

何せ、ホールはイメージの場ですからなあ。

このことに恭順の意を表したのか、命名権の方は(株)レグザムに譲ったが、
指定管理ではいまだに穴吹エンタープライズがかじりついている。
大丈夫かいな。


この点、もっとセコさを感じるのが
西宮市高松町(!)にある兵庫県立芸術文化センター。

ここは大ホール、中ホール、小ホールがあるが、
そのホールごとに命名権を分売しているからややこしい。で、現状では

KOBELCO大ホール
阪急中ホール
神戸女学院小ホール

となっているのだが、最初の問題は神戸女学院から起こった。

他の2社はホールなど持っていそうにない会社ばかりだが、
ミッション系大学神戸女学院は実際、キャンパス内にホールを持っている。

宗教音楽のコンサートなど、チケットに書いた所在地をよく確認しないまま、
神戸女学院キャンパス内のホールでコンサートが開催されるものと勘違いして
そちらに行く人続出となると、これは笑いごとではすまされない。

さらに
KOBELCO大ホールブランドの本家本元(株)神戸製鋼所で、この10月に
アルミ製品等のデータ改ざんが発覚し、世界レベルのスキャンダルになったとなれば、
そんな企業の冠ホールに嬉々として行く気は起こるまい。

プロモーターも兵庫県立芸術文化センター大ホールで通すだろうな。

だから、筆者、香川県内のホールで大小ホールがあるところは、

県民ホール大ホール
                  小ホール

サンポート大ホール
       1小
       2小

観音寺も新築のホールに訳の分からん名前を付けとるが、
 
観音寺の大ホール
               小ホール

で十分。 

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