タイトルであるこれは、
ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲のカンタータのひとつで、
この中の第4曲中の
器楽演奏のメロディーなど、
人生で絶対1回は聴くであろうと思われる有名フレーズです。
同名
のゲームソフトもあるらしいですね。
音楽監修は、あのデーモン小暮がしているとかで、
このバ
ッハのカンタータの表題をパクるあたり、彼の知性が感じられます。
で、我が芸術情報研究所も、
4月中旬の新コロによる全国緊急事態宣言の影響で被験者公募停
止中、
言わば休眠中ではありますが、
公募による実験に“目覚めよと呼ぶ声が聞こえ”る前から
、
研究所としての活動は雌伏中ながらも進めてまいりました。
その成果として、この度、平面再
生に係るブランドを立上げ、
電気通信機械器具で商標登録を申請しました。
その名も、
香原Fragrance Field
で、その意味合いを
音響関係超有名ブランド「ドルビー」との対比で示すなら、
(もともと、芸
術情報研究所って何してるの?と聞かれたときの回答として
「日本の『ドルビー研究所』を目指
している」と
うそぶくつもりではいたんですが・・・)
〇芸術情報研究所 ⇔ ドルビー研究所
〇平面再生システム ⇔ ノイズリダクションシステム※1
〇香原Fragrance Fieldシステム ⇔ ドルビーノイズリダクションシステム※2
現在試作機が完成した前後バランサー(特許申請中)も、
香原システム又はフレイグラン
スフィールドシステム(の一部)と表現できます。
「香原」の由来について一応申し上げておくと、
その1 春に咲くクチナシの白い花(はて、どこかで聞いたような)、
秋に咲くキンモクセイの
熟成したミカンのような色の花、
ともに高雅ではあるが強烈な芳香を発し、たとえ花が見えな
くても、その香りがただようあたりは独特の結界が形成されたような気分になります。
まさに
香りの原っぱです。
わが平面再生システムの影響範囲内にいる人にも、
このような気分になっていただきたい。
そこにいるだけで、音の芳香に浸るような感覚に陥っていただきたい。
これが第一です。
その2 芸術情報研究所原分室の春先の朝は、近傍も含め、
全面の新緑と、植物の出す、いい意
味での独特の青臭さに包まれます。
この時期の新緑の風景は相当に鮮烈な印象を与えます。
落
ち込んでいても、これを見ると、
自然の持つ強烈な生への息吹をストレートに肌で感じ、
とに
かく動こう、前に進もうという気にさせられます。
自然の持つ底力を感じるときです。三木町
の山奥に住む、
かつての同僚が同じことを口にしたことがあって、
「うわっ、こいつ、分かっ
てる!」と心中で叫んだことがあります。
春の香りに包まれた原の地、あるいは春の高原は、
それほどに強烈なインパクトを与えるのです。
平面再生システムもかくありたい。
ごく自然に、高原でもなく、香源でもない、
香原の2字
が浮かんできました。
その3 香川の原、すなわち原分室の所在地、
香川県高松市牟礼町原は、平面再生システム発祥
の地。
香川県内では他に原という大字を持つ土地は無く、
香川の原で検索すると、高松市牟礼
町原しか出てきません。
いずれは、「こうげん」で変換すると「香原」が一番に出て、
検索す
ると「芸術情報研究所の持つ音響ブランド」が
出る意気込みで行きたいですね。
因みに、「芸術情報研究所」は知財に関する登録はしていませんが、
今のところ競合する団体
は無いようです。ネットの世界では、「芸術情報研究所」と言えば、まさに香川の原にある研
究団体で認知されているようです。
その4 夢は広く大きく、香原は中国・韓国向け、
Fragrance Fieldは西欧向けブランド名と位
置付けました。
まあ、これも地勢学の成果でしょう。
因みに、中国語普通話読みでは香原はシ
ャンユエンとなります。
恐れ多くも、ブランド名を香原Fragrance Fieldなどと付けた限りは、
名に恥じぬ活動及び
成果を出して行かねばと、社会的責任すら感じます。
まさに、身の引き締まる思いです。
これか
らも皆様、香原Fragrance Fieldシステムの未来に、
厚いご支援とご協力をお願い申し上げま
す。
※1: Noise reduction System
※2: Dolby Noise reduction System
ドルビー研究所
は、カセットテープ全盛の1970年代、
再生時に発生する「シャーシャー」というテープヒス
ノイズを減衰させる
ノイズリダクションシステムを開発し、大ヒット。
高級カセットデッキ
には、このシステムを作動させるボタンが付いていました。
ただし、このシステムを作動さ
せると
原音が歪むというデメリットもあったあたりは、
原音をわざと歪ませる平面再生シス
テムと似ています。
自己紹介
はじめまして。近藤紀文と申します。
当ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
このブログでは演奏会(ライブやコンサート)参加の履歴や
日常生活で思ったことについて、様々な視点で書いていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
2020年6月6日土曜日
2019年6月9日日曜日
4月以降、信じられないことが起こり続けている私自身の体のこと についてお伝えしておきます。
足の方は、3月20日左太ももの皮膚を全身麻酔で左足踵患部に移植。
3月25日にはギプスをはずし、
メッシュ状に移植した皮膚の癒着を確認。
3月末には退院と相成ったのですが、
4月中旬には再発が確認され、移植した皮膚はどこへやら行ってしまい、
以前と同じ状態に。
5月10日の連休明けには、ついに主治医が
「やることは全てやった。
今の医学では手の打ちようがない状況だ。」
と、ギブアップ宣言。
医大病院(の地域連携受付)や
博士号を持った医師が2人いるという市内の皮膚科に
セカンドオピニオンを求めたのですが、
両方とも、日赤でそこまでやっているなら答えは同じ、という状況でした。
こちらもこれは覚悟していたことで
「それでは、鎮痛剤の経口投与のみにして、
抗生物質は絶ってしまい、自己免疫のみでどうなるか試してみたい」
と主治医に言うと、
主治医も同意し、以後は鎮痛剤と、
漢方薬局に相談して飲用を勧められた
「白花蛇舌草」という漢方薬でしのいでいます。

6月4日には済生会病院で恒例の人間ドックに入ったのですが、
強烈なショックを受けたのが次の2点。
1.左目の白内障がどうしようもなく悪化し、
視力検査器具では左は真っ白にしか見えませんでした。
想定内とは言え、かなりショックでした。
健診医の女医に、
「白内障手術を優先すべきでは。
足の再感染を恐れて手術を先延ばしにしていたら、
ますます白内障が悪化するのでは?」
と問うと、
所詮は内科医。
「主治医に相談してくれ」で終わり。
ただ、
「菌が全身に回らなくて本当に良かったですねえ」
と看護師と二人して
「良かった、良かった。」
を連発するのには往生しました。
2.昨年までコレステロール、GPT、GOT、血糖等
血液検査の数値が年々悪化し、
昨年は数値欄が警告だらけの真っ赤だったのが、
今年は全部数値が下がり、ほとんど安全圏の状態に。
これも、「良かった、良かった」を通り越して
「すごい!」とまで言われたのには閉口しました。
足の痛みと
白内障のことを考えたら、
何が「すごい」どころか全て相殺して余りある悲惨さです。
踵の痛さの関係で、
夜遊び、飲食店のハシゴ、遠出等は控え、
極力早く家に帰って休むことが多かったので、
運動不足で数値が増々悪化することを危惧していたのですが、
全くの逆になったことに唖然。
確かに、過食する機会は減ったし、
歩くこと自体に通常以上の負荷がかかっているし、
体が細菌と日々戦うのにそれなりのエネルギーを消費しているのでは、
と思わされるときもあります。

とにかく、左目と左踵の二重苦にさいなまれつつも、
芸術情報研究所サイトの今年の抱負に描いた目標を達成するため、
動いています。
3月25日にはギプスをはずし、
メッシュ状に移植した皮膚の癒着を確認。
3月末には退院と相成ったのですが、
4月中旬には再発が確認され、移植した皮膚はどこへやら行ってしまい、
以前と同じ状態に。
5月10日の連休明けには、ついに主治医が
「やることは全てやった。
今の医学では手の打ちようがない状況だ。」
と、ギブアップ宣言。
医大病院(の地域連携受付)や
博士号を持った医師が2人いるという市内の皮膚科に
セカンドオピニオンを求めたのですが、
両方とも、日赤でそこまでやっているなら答えは同じ、という状況でした。
こちらもこれは覚悟していたことで
「それでは、鎮痛剤の経口投与のみにして、
抗生物質は絶ってしまい、自己免疫のみでどうなるか試してみたい」
と主治医に言うと、
主治医も同意し、以後は鎮痛剤と、
漢方薬局に相談して飲用を勧められた
「白花蛇舌草」という漢方薬でしのいでいます。

6月4日には済生会病院で恒例の人間ドックに入ったのですが、
強烈なショックを受けたのが次の2点。
1.左目の白内障がどうしようもなく悪化し、
視力検査器具では左は真っ白にしか見えませんでした。
想定内とは言え、かなりショックでした。
健診医の女医に、
「白内障手術を優先すべきでは。
足の再感染を恐れて手術を先延ばしにしていたら、
ますます白内障が悪化するのでは?」
と問うと、
所詮は内科医。
「主治医に相談してくれ」で終わり。
ただ、
「菌が全身に回らなくて本当に良かったですねえ」
と看護師と二人して
「良かった、良かった。」
を連発するのには往生しました。
2.昨年までコレステロール、GPT、GOT、血糖等
血液検査の数値が年々悪化し、
昨年は数値欄が警告だらけの真っ赤だったのが、
今年は全部数値が下がり、ほとんど安全圏の状態に。
これも、「良かった、良かった」を通り越して
「すごい!」とまで言われたのには閉口しました。
足の痛みと
白内障のことを考えたら、
何が「すごい」どころか全て相殺して余りある悲惨さです。
踵の痛さの関係で、
夜遊び、飲食店のハシゴ、遠出等は控え、
極力早く家に帰って休むことが多かったので、
運動不足で数値が増々悪化することを危惧していたのですが、
全くの逆になったことに唖然。
確かに、過食する機会は減ったし、
歩くこと自体に通常以上の負荷がかかっているし、
体が細菌と日々戦うのにそれなりのエネルギーを消費しているのでは、
と思わされるときもあります。

とにかく、左目と左踵の二重苦にさいなまれつつも、
芸術情報研究所サイトの今年の抱負に描いた目標を達成するため、
動いています。
2019年2月1日金曜日
年頭の挨拶に代えて ~オーディオの歴史をひもといた中での平面再生の立ち位置
年頭の挨拶というには遅すぎの感がありますが、
新年に入って現在までの芸術情報研究所の
特にオーディオに関する研究成果と今後の方向性について
堀尾研究員の奨揚もあり、オーディオの歴史をひも解きつつ、
じっくりと考察してみました。
世間に出るや否や、捉えられることもなくその場で消えていく「音」
というバケモノを初めて再生可能にした、
要するに人間が手に持てるモノの形に変えたのが、
1877年にエジソンが発明したフォノグラムです。
もちろんモノラル録音でしたが、次に人間が欲を出したのは
現実の世界で起こる音の左右の広がりを再現すること。
すなわち、ステレオフォニックへの欲求です。

フランスでオペラの舞台上の音を左右2方向からマイクで拾い
それを離れた場所まで2本の独立した回線で送り
左で拾った音は左の耳に、右で拾った音は右の耳に、
という具合に電話でステレオ実況ナマ中継をしたのが1881年。
この流れを汲んでFM放送が開始されるよりずっと前、
NHKのAMラジオでは第1総合放送で左、第2教育放送で右を流し、
2台のラジオでステレオ感を味わう放送をしていたといいます。
さすがに筆者はこの時代は知りませんが、
これを録音するというレベルに達したのは意外に早く、1930年代。
その録音方法というのが
レコードの溝の左右に左右の音を別々にカッティングするという、
まさに現在も使われている手法です。
実はこの左右2チャンネル音の再生というオーディオの王道の途中、
1970年代に4チャンネルというあだ花が咲いたことがありました。
要するに視聴者の前に2本スピーカーを置いて前方左右再生、
後にも2本スピーカーを置いて後方左右再生という方式で、
当時の4チャンネルの宣伝文句が
「あなたは、オーケストラの中にいるような感覚を味わえる。」
今考えれば非現実的音響再生の最たるものですが
我が家も時代の波に乗って、
1974年にはテクニクスから出たモジュラー型の
4チャンネルステレオを買いました。
この4チャンネル、今考えると、大きく二つの方式に分けられました。
ひとつは日本ビクター開発のCD-4を代表とした
ディスクリート4チャンネル方式。
前方左右、後方左右で録音し
前方左右2チャンネルのそれぞれの可聴音域の上に、
30キロヘルツ超くらいの人間が聞こえない周波数帯で
FM変調した後方左右の音を乗せてカッティングし、
再生時は、前方左右可聴音域通常再生プラスFM変調していた
後方左右の音を可聴音域に変換して、
視聴者後方左右のスピーカーで再生するという、
なかなか高度なワザです。

もうひとつが、CBS・ソニーが旗揚げのSQマトリクス方式とか、
RM(レギュラーマトリクス)とかのマトリクス方式4チャンネル。
4チャンネルで録音したソースをカッティングの段階で2チャネルに直し、
再生段階で4チャンネルに直すという、
筆者には今でもよく理解できない方式なのですが、
CD-4と比べると後方分離は悪かったのは記憶にあります。
この4チャンネル方式が細々と生き残って現在に至っているのが
5.1とか7.1とかのサラウンド方式と筆者は理解しています。
いずれの方式にせよ、この方式には人間の生理から考えると
決定的な欠陥が有ります。
すなわち、人間は後方からの音に極端に
恐怖又はそれに起因した疲れを感じることです。
無理もありません。
人間の目は前しか向いていませんから
後方からの危険の来襲に関しては、まず音で感じて
あわてて首を回して目で危険を確認する、
というプロセスがあります。
基本的には、人間の聴覚では
後方からの音はまず危険な音と推定する、
という本能がDNAに組み込まれて
現在に至っていると筆者は考えています。
結果として、後方からの音は精神的に疲れるのです。

結局、4チャンネルは聴くと短時間で疲れと飽きがくることを
筆者は10代で悟り、原点に帰って2チャンネルで聞いていました。
映画館でサラウンド方式採用の映画を見ると
後方からギイィーという扉が開く音がしたり、
ジェット機の音や弾丸の音が後から前に飛んだりすると
かなりギクッとします。
1回や2回ならスリリングでいいですが
それ以上やられると視聴者はかなり神経をすり減らし、
最後はヘトヘトに疲れます。
こんなのでは、商業ベースには乗りません。
しかしながらです。オーケストラの前と後で分けて録音したCD-4の発想で、
それをそのまま前後とも視聴者の前方に持って行って再生したら、
より舞台上のオーケストラの音に近づくのではないでしょうか。
我が家にあったテクニクスの4チャンネルステレオでは、
4チャンネルバランサーの名のもと、球の上に軸を付け、
これを前後左右に動かすことで
前後左右のスピーカーの音量を自由に調節できる機能が、
アンプのフロントパネルに付いていました。
いい発想じゃないですか。
70年代の4チャンネルは
視聴者がオーケストラの真ん中にいる感覚を楽しむ、
など、ナンセンス極まりない発想で売り出しましたが
システムを全部前に持って行って平面再生化、
あるときは後方のパーカッションを強調し
あるときは前方のヴァイオリンを強調する。
これをバランサーの軸1本でできれば結構面白い。
平面再生でのポイントはこのへんにあります。

左右のバランスは、
アンプのフロント面にある左右バランスつまみで自由に変えられますが、
現在筆者がやっている前後別々のアンプによる
前後の音のバランス調整というのは非常に煩雑です。
アンプの違い、スピーカーの違いにより
好みの音響空間を構築するために
前後それぞれのアンプのボリュームツマミを動かして
最適音量にするにはかなりの熟練がいります。
もっといいポジションがあるのではないかと、
相当に試行錯誤します。
これが楽にできないか。
このへんが今年のひとつの焦点になりそうです。
新年に入って現在までの芸術情報研究所の
特にオーディオに関する研究成果と今後の方向性について
堀尾研究員の奨揚もあり、オーディオの歴史をひも解きつつ、
じっくりと考察してみました。
世間に出るや否や、捉えられることもなくその場で消えていく「音」
というバケモノを初めて再生可能にした、
要するに人間が手に持てるモノの形に変えたのが、
1877年にエジソンが発明したフォノグラムです。
もちろんモノラル録音でしたが、次に人間が欲を出したのは
現実の世界で起こる音の左右の広がりを再現すること。
すなわち、ステレオフォニックへの欲求です。

フランスでオペラの舞台上の音を左右2方向からマイクで拾い
それを離れた場所まで2本の独立した回線で送り
左で拾った音は左の耳に、右で拾った音は右の耳に、
という具合に電話でステレオ実況ナマ中継をしたのが1881年。
この流れを汲んでFM放送が開始されるよりずっと前、
NHKのAMラジオでは第1総合放送で左、第2教育放送で右を流し、
2台のラジオでステレオ感を味わう放送をしていたといいます。
さすがに筆者はこの時代は知りませんが、
これを録音するというレベルに達したのは意外に早く、1930年代。
その録音方法というのが
レコードの溝の左右に左右の音を別々にカッティングするという、
まさに現在も使われている手法です。
実はこの左右2チャンネル音の再生というオーディオの王道の途中、
1970年代に4チャンネルというあだ花が咲いたことがありました。
要するに視聴者の前に2本スピーカーを置いて前方左右再生、
後にも2本スピーカーを置いて後方左右再生という方式で、
当時の4チャンネルの宣伝文句が
「あなたは、オーケストラの中にいるような感覚を味わえる。」
今考えれば非現実的音響再生の最たるものですが
我が家も時代の波に乗って、
1974年にはテクニクスから出たモジュラー型の
4チャンネルステレオを買いました。
この4チャンネル、今考えると、大きく二つの方式に分けられました。
ひとつは日本ビクター開発のCD-4を代表とした
ディスクリート4チャンネル方式。
前方左右、後方左右で録音し
前方左右2チャンネルのそれぞれの可聴音域の上に、
30キロヘルツ超くらいの人間が聞こえない周波数帯で
FM変調した後方左右の音を乗せてカッティングし、
再生時は、前方左右可聴音域通常再生プラスFM変調していた
後方左右の音を可聴音域に変換して、
視聴者後方左右のスピーカーで再生するという、
なかなか高度なワザです。

もうひとつが、CBS・ソニーが旗揚げのSQマトリクス方式とか、
RM(レギュラーマトリクス)とかのマトリクス方式4チャンネル。
4チャンネルで録音したソースをカッティングの段階で2チャネルに直し、
再生段階で4チャンネルに直すという、
筆者には今でもよく理解できない方式なのですが、
CD-4と比べると後方分離は悪かったのは記憶にあります。
この4チャンネル方式が細々と生き残って現在に至っているのが
5.1とか7.1とかのサラウンド方式と筆者は理解しています。
いずれの方式にせよ、この方式には人間の生理から考えると
決定的な欠陥が有ります。
すなわち、人間は後方からの音に極端に
恐怖又はそれに起因した疲れを感じることです。
無理もありません。
人間の目は前しか向いていませんから
後方からの危険の来襲に関しては、まず音で感じて
あわてて首を回して目で危険を確認する、
というプロセスがあります。
基本的には、人間の聴覚では
後方からの音はまず危険な音と推定する、
という本能がDNAに組み込まれて
現在に至っていると筆者は考えています。
結果として、後方からの音は精神的に疲れるのです。

結局、4チャンネルは聴くと短時間で疲れと飽きがくることを
筆者は10代で悟り、原点に帰って2チャンネルで聞いていました。
映画館でサラウンド方式採用の映画を見ると
後方からギイィーという扉が開く音がしたり、
ジェット機の音や弾丸の音が後から前に飛んだりすると
かなりギクッとします。
1回や2回ならスリリングでいいですが
それ以上やられると視聴者はかなり神経をすり減らし、
最後はヘトヘトに疲れます。
こんなのでは、商業ベースには乗りません。
しかしながらです。オーケストラの前と後で分けて録音したCD-4の発想で、
それをそのまま前後とも視聴者の前方に持って行って再生したら、
より舞台上のオーケストラの音に近づくのではないでしょうか。
我が家にあったテクニクスの4チャンネルステレオでは、
4チャンネルバランサーの名のもと、球の上に軸を付け、
これを前後左右に動かすことで
前後左右のスピーカーの音量を自由に調節できる機能が、
アンプのフロントパネルに付いていました。
いい発想じゃないですか。
70年代の4チャンネルは
視聴者がオーケストラの真ん中にいる感覚を楽しむ、
など、ナンセンス極まりない発想で売り出しましたが
システムを全部前に持って行って平面再生化、
あるときは後方のパーカッションを強調し
あるときは前方のヴァイオリンを強調する。
これをバランサーの軸1本でできれば結構面白い。
平面再生でのポイントはこのへんにあります。

左右のバランスは、
アンプのフロント面にある左右バランスつまみで自由に変えられますが、
現在筆者がやっている前後別々のアンプによる
前後の音のバランス調整というのは非常に煩雑です。
アンプの違い、スピーカーの違いにより
好みの音響空間を構築するために
前後それぞれのアンプのボリュームツマミを動かして
最適音量にするにはかなりの熟練がいります。
もっといいポジションがあるのではないかと、
相当に試行錯誤します。
これが楽にできないか。
このへんが今年のひとつの焦点になりそうです。
2018年10月21日日曜日
2018年11月の実験協力者募集
現在、芸術情報研究所では
実験に参加してくださる方を募集しております。
詳しくは下記をお読みいただけると幸いです。
▼実験の様子

【 募集の目的 】
『スピーカ配置の違いが音楽聴取者の心地よさにどのような影響を及ぼすのか』を
実験的に検証する目的で、以下の実験にご協力していただける方を募集しております。
【 実験名 】
音楽鑑賞時の脳波計測実験
※現在の使用楽曲はワーグナー / タンホイザー序曲です。
※基本、同じ楽曲で1回だけの実験です。
ただし、継続して実験をお願いする場合もございます。
【 募集人数 】
毎回1名
【 実験日時 】
2018年
・11月7日(水) 18時~20時/定員につき受付終了
・11月13日(火) 18時~20時/募集締切:11月11日(日)
・11月14日(水) 18時~20時/定員につき受付終了
・11月20日(火) 18時~20時/募集締切:11月18日(日)
・11月21日(水) 18時~20時/募集締切:11月19日(月)
・11月27日(火) 18時~20時/募集締切:11月25日(日)
・11月28日(水) 18時~20時/募集締切:11月26日(月)
【 実験場所 】
芸術情報研究所内 実験室
住所:香川県高松市 牟礼町原1968
最寄り駅:琴電原駅より 徒歩30分
地図: https://goo.gl/doHwcf
【 参加条件 】
どなたでも
【 応募方法 】
下記の実験予約のページからご応募ください。
https://coubic.com/kondows-lab/329456
【 謝礼 】
2,000円(交通費込み)=時給1,000円x2時間
※ 延長のときは別途謝礼をお渡ししております。
【 個人情報の取り扱いについて 】
提出いただいた個人情報は、
実験日の予約管理・謝礼管理・実験データ管理でのみ、利用させて頂きます。
また,実験データは参加者個人の名前がわからないように解析し、
その後も機密文書として保管します。
ご自身の実験データをご覧になりたい方は、のちほどお送り致します 。
実験に参加してくださる方を募集しております。
詳しくは下記をお読みいただけると幸いです。
▼実験の様子

【 募集の目的 】
『スピーカ配置の違いが音楽聴取者の心地よさにどのような影響を及ぼすのか』を
実験的に検証する目的で、以下の実験にご協力していただける方を募集しております。
【 実験名 】
音楽鑑賞時の脳波計測実験
※現在の使用楽曲はワーグナー / タンホイザー序曲です。
※基本、同じ楽曲で1回だけの実験です。
ただし、継続して実験をお願いする場合もございます。
【 募集人数 】
毎回1名
【 実験日時 】
2018年
・11月7日(水) 18時~20時/定員につき受付終了
・11月13日(火) 18時~20時/募集締切:11月11日(日)
・11月14日(水) 18時~20時/定員につき受付終了
・11月20日(火) 18時~20時/募集締切:11月18日(日)
・11月21日(水) 18時~20時/募集締切:11月19日(月)
・11月27日(火) 18時~20時/募集締切:11月25日(日)
・11月28日(水) 18時~20時/募集締切:11月26日(月)
【 実験場所 】
芸術情報研究所内 実験室
住所:香川県高松市 牟礼町原1968
最寄り駅:琴電原駅より 徒歩30分
地図: https://goo.gl/doHwcf
【 参加条件 】
どなたでも
【 応募方法 】
下記の実験予約のページからご応募ください。
https://coubic.com/kondows-lab/329456
【 謝礼 】
2,000円(交通費込み)=時給1,000円x2時間
※ 延長のときは別途謝礼をお渡ししております。
【 個人情報の取り扱いについて 】
提出いただいた個人情報は、
実験日の予約管理・謝礼管理・実験データ管理でのみ、利用させて頂きます。
また,実験データは参加者個人の名前がわからないように解析し、
その後も機密文書として保管します。
ご自身の実験データをご覧になりたい方は、のちほどお送り致します 。
2018年1月1日月曜日
2018年 新年のご挨拶 / Special Greetings for the New Year
皆様、明けましておめでとうございます。
皆様方には、お元気で穏やかな新年をお迎えのことと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
芸術情報研究所の研究の柱である
スピーカーの平面配置による再生の効能研究については、
なかなかにこれと言った決め球が見出せません。
そんな日々が続いております。
しかし、人生を60年も生きると、過去の経験と現在の何かを結びつけて、
新たなものを見出すことができるようになるのは強みかもしれません。
そんな思いをひとつ。
今年も新年恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを見ましたが、
今年はその1時間前にプレ番組を放送し、
ウィーンフィルの音の舞台裏を垣間見ることができました。
その中での新発見の事実。ウィーンフィルの楽団員の持つ楽器は
メインテナンスの効いた楽団所有のものを楽団員に貸与しています。
そのヴァイオリンは、いわゆるドイツオールドヴァイオリンですが、
1人だけストラディヴァリを持つことが許される者がいます。
それはコンサートマスターです。
今、世界に600丁ほどのストラディヴァリが有ると言われていますが、
それをウィーンフィルの団員の持ちたい者に持たせるとどうなるか・・・。
似たような話を読んだことがあります。
バイロイトで長く合唱指揮者を勤めたノルベルト・バラッチが来日時に、
バイロイトの合唱の「声」の作り方はどのようにしているのかを聞かれたとき、
「最初は、オペラのアリアを歌うような歌い方をする者もいるが、
そこは鎮めて、鎮めて、ビブラートを効かさない、自然な発生をするよう
均質性を持たせる。」
「ビブラートを効かせた派手な発声はソリストのすることだ」、が言外に見えます。
ひるがえって、
皆さんお持ちのHi-Fi(ハイファイ)セットの直線再生の左右スピーカーは、
(1) ソリストだけが立っている状態ではないのか。
(2) コンサートマスターが持つストラディヴァリのみが鳴り響いている状態ではないのか。
(3) 後ろにいるオーケストラの厚みや合唱の深みは出せているのか。
平面再生をすることにより、前後スピーカーの発する音の時間差、
音同士の干渉、その他、直線再生では起こりにくい現象が生じることで、
ある程度(3)が強調できるのではないでしょうか。
ですが、それは人類が求め続けたスピーカーのHigh Fidelity を
ぶち壊しての所業になりかねません。そして場所も取ります。
現状においては、市場性を無視した研究に見られるのも無理はありません。
しかし、何かが違います。平面再生の方が自然に近い。音が柔らかい。
もしかしたら、直線再生には無い快感が得られているのではないか。
これを数値化するのが、今まさに我々がやっている戦いに他ありません。
本年はさらなる飛躍を目指し、具体的には、
平面配置スピーカによるリスナーの心地よさの判断手法などの
研究と地域活動に邁進してまいります。
本年もなにとぞ弊所をご愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。
また、最後になりましたが、
本年も皆様の益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
芸術情報研究所代表 近藤 紀文

皆様方には、お元気で穏やかな新年をお迎えのことと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
芸術情報研究所の研究の柱である
スピーカーの平面配置による再生の効能研究については、
なかなかにこれと言った決め球が見出せません。
そんな日々が続いております。
しかし、人生を60年も生きると、過去の経験と現在の何かを結びつけて、
新たなものを見出すことができるようになるのは強みかもしれません。
そんな思いをひとつ。
今年も新年恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを見ましたが、
今年はその1時間前にプレ番組を放送し、
ウィーンフィルの音の舞台裏を垣間見ることができました。
その中での新発見の事実。ウィーンフィルの楽団員の持つ楽器は
メインテナンスの効いた楽団所有のものを楽団員に貸与しています。
そのヴァイオリンは、いわゆるドイツオールドヴァイオリンですが、
1人だけストラディヴァリを持つことが許される者がいます。
それはコンサートマスターです。
今、世界に600丁ほどのストラディヴァリが有ると言われていますが、
それをウィーンフィルの団員の持ちたい者に持たせるとどうなるか・・・。
似たような話を読んだことがあります。
バイロイトで長く合唱指揮者を勤めたノルベルト・バラッチが来日時に、
バイロイトの合唱の「声」の作り方はどのようにしているのかを聞かれたとき、
「最初は、オペラのアリアを歌うような歌い方をする者もいるが、
そこは鎮めて、鎮めて、ビブラートを効かさない、自然な発生をするよう
均質性を持たせる。」
「ビブラートを効かせた派手な発声はソリストのすることだ」、が言外に見えます。
ひるがえって、
皆さんお持ちのHi-Fi(ハイファイ)セットの直線再生の左右スピーカーは、
(1) ソリストだけが立っている状態ではないのか。
(2) コンサートマスターが持つストラディヴァリのみが鳴り響いている状態ではないのか。
(3) 後ろにいるオーケストラの厚みや合唱の深みは出せているのか。
平面再生をすることにより、前後スピーカーの発する音の時間差、
音同士の干渉、その他、直線再生では起こりにくい現象が生じることで、
ある程度(3)が強調できるのではないでしょうか。
ですが、それは人類が求め続けたスピーカーのHigh Fidelity を
ぶち壊しての所業になりかねません。そして場所も取ります。
現状においては、市場性を無視した研究に見られるのも無理はありません。
しかし、何かが違います。平面再生の方が自然に近い。音が柔らかい。
もしかしたら、直線再生には無い快感が得られているのではないか。
これを数値化するのが、今まさに我々がやっている戦いに他ありません。
本年はさらなる飛躍を目指し、具体的には、
平面配置スピーカによるリスナーの心地よさの判断手法などの
研究と地域活動に邁進してまいります。
本年もなにとぞ弊所をご愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。
また、最後になりましたが、
本年も皆様の益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
芸術情報研究所代表 近藤 紀文

2012年2月24日金曜日
自己紹介
はじめまして。近藤 紀文 と申します。
芸術情報研究所の所長ならびに代表をしております。
当ブログに、ご訪問頂きありがとうございます。
私は数十年クラシック音楽のファンであり、
特にオペラを愛聴しております。
趣味と実益を兼ねて、時間を見つけては
各地の演奏を聴きに足を運んでいる次第です。
このブログでは、演奏会(ライブやコンサート)参加の履歴や
日常生活で思ったことについて様々な視点で書いていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
芸術情報研究所の所長ならびに代表をしております。
当ブログに、ご訪問頂きありがとうございます。
私は数十年クラシック音楽のファンであり、
特にオペラを愛聴しております。
趣味と実益を兼ねて、時間を見つけては
各地の演奏を聴きに足を運んでいる次第です。
このブログでは、演奏会(ライブやコンサート)参加の履歴や
日常生活で思ったことについて様々な視点で書いていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
