自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
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日常生活で思ったことについて、様々な視点で書いていきます。

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2018年6月30日土曜日

「ブスは三日で慣れ、美人は三日で飽きる」の真実

家庭を持って人並みの生活を半世紀もすれば、
思わずうならされるような箴言に出会って驚愕することがある。

驚愕にまで至らなくとも、年ふるごとに、誰が言い出したか、
よくぞまあこれほどの真実を、と感心するたとえのひとつが
「ブスは三日で慣れる、美人は三日で飽きる」だ。


この言葉を最初に知ったのは、
まさに思春期というよりも発情期という方が正しい年代で、
「美人は三日で飽きる」なんて、そんなもったいない!(?)。
最低限、相手が婆さんになって美人と言えなくなるまでは「飽きる」など
有り得ない!!!・・・
と、甘い、というより狂乱に近い幻想を抱いていたのだ

が・・・。現実は厳しい。
このことについては、純粋動物学的には、メダカを使って、
(メダカにブスと美人の差があるのかどうかは知らないが、)
雌雄が「三日で慣れる」ことが真実であることの実験材料にされ、
それが生殖行動までに及ぶことの実証はされている。



生殖期に入ったオスとメスのメダカを水槽に入れ、
左右に分け、真ん中にガラス板を入れて、
互いの姿は見えるが一緒に行動が取れない環境に置く。

三日だったかどうだったか、
とにかく数日経って、仕切りに入れたガラス板を取り除くと、
途端に双方生殖行動を開始したという。

ところが、仕切りのガラス板の左右にそれまで面識(?)のない
雌雄の生殖期のメダカを入れて仕切りガラス板を取り除いても、
互いにそっぽを向くか、オスが追い掛け回してもメスが逃げ回るか、
いずれにせよ、即時の生殖行動には移らないことが確認されている。

動物学者は、生殖よりもまず身の安全。
訳の分からない相手とは安易に接触しないという理論の根拠としたらしいが、
人間とても当たらずとも遠からずであろう。


まずは「ブスは三日で慣れる」から行こう。

筆者、誰が見てもこの人は一見してブスと思うだろう、
という人を見たことはあるが、
幸い(?)職場ではそれほどの不美人には恵まれず(?)、
異動で辞令をもって挨拶をしにきたときに、

あくまでも筆者の主観ではあるが、
初見では少なくとも美人の範疇には入らないなと思った人はいた。
(要するに、気に留めなかったということなのだが。)

ただ、わが職場の場合、一応、まともに試験採用されて入った人、
又は、一旦子育て退職したが、
現役時代の能力を見込まれて再雇用されたような人ばかりだったから、

まさに三日で慣れるどころか、
庶務関係の仕事でこまごまとした世話をやいてくれたり、

あるいは、同じチームで仕事をしていて、相手が仕事で行き詰っていたときに、
たまたま筆者が経験した解決策の一策を助言したら、
 「うわっ!さすがやぁ!」 と、メロメロになるほどの感謝をされ、
仕事も成就したときなどは、
はるかに年上のオバサンであっても、思わずハグの領域では済まない、
まさにディープな抱き合いをしたくなったことがあった。

逆に、明らかに、
この人は「能力」としての美貌を加味されて採用されたと思われる、
実際、お偉方の秘書も経験したという人も含め、
誰が見ても美人という人と2回ほど席が隣になったが、
いかんせん男の悲しさ。

こんな美人の口からこんな辛辣な言葉が・・・(唖然)!と
衝撃を受けるような言葉が発せられたり、
互いの仕事の狭間にあるような仕事の押付け合いになったりすると、
「可愛さ余って憎さ百倍」的な経験もしたことがある。

さらに深刻な問題を申し上げておくと、美男美女であっても、
下半身の機能がそれと同等とは限らない。
(もっとも、美女は早くからその方面のお誘いがかかり、
早くから自分の機能がどの程度のものかを知っているとは思える。)

男性の場合、結婚して不能がバレたり、男色でもあったり、
そちらの方面に全くの無頓着であったり、
そちらは熱心であっても、完全に男ペースで、
出してしまえば途端に冷めてしまい、
女性の方には全くかまわないような行動を取ることが判明して離婚した者等々。

女性の場合、筆者が経験もし、かつ、
人気番組「新婚さん、いらっしゃい」
(に出るくらいだから夫婦仲はいいのだろうが。)で
見聞きした実例だが、

女性のその部分の粘膜が極端に薄いのだろう、挿入しようとすると激痛が走る者、
 番組の会話の中では、
これに加えて愛液の出方が異常に少ないのではないかと思えるほどで、
結婚後1ヶ月たっても「あ痛たたー」の状態が続き、事が成っていない者。

細身なのはいいが、服を脱ぐとやせ過ぎで、
随所で出た骨が刺さるため体重がかかると双方痛くて不快な思いをする者等、
男女ともに人並みのことができない人というのはいるものだ。

「三日で飽きるより前の美人」であっても、
そちらの方も首から上が美人であることを理由に
うまく行くとは限らないことは、心中に念じておくべきであろう。

極論すれば、そのときになれば、
照明が薄暗かったり、顔を極端に近づけると美醜など全く分からない。


さらに、首から上からは全く想像できない、
首から下美人というのもいる。

首から上美人に金をつぎ込みたくなるのは無理もないことだとは思うが、
「急性覚醒剤中毒で急逝」にされてはたまらない。

美人は不美人の倍、楽しい人生を送れると、
出生以前の(親の)遺伝子を恨む人もいるが、
世の中には時として、
あんな最低男になんであんないい女が、とか、その逆もある。

職場結婚など「三日で慣れる」理論で納得できる例もあるが、
いわゆる「一目惚れ」については、大脳生理学的には謎が多い。

まあ、マスコミで一目惚れ報道されるのは女性側が美人の場合が多いから、
美人は得する論に直結するのだが、現実の世界ではそうでもないらしい。
それほどの美人でなくとも一目惚れされたという例を筆者も知っている。


上記、メダカの実験も、この問題に関する研究の一環であったのだろう。
このことについては、筆者、複数のれっきとした、
まともな医者の講演やテレビ番組で、

「どうも、一目惚れは一目で惚れたのではではない。
過去のどこかで一緒にいた記憶が脳のどこかに残っていて、
(上記ガラス板を除去されたメダカのごとく)
出会ったときには互いのガードが取り払われ、速攻で心が結びつくのだ。」 

そして、「過去のどこかで一緒にいた」場所とは、
ズバリ、生まれる前にいた場所、この世ではない場所、
すなわち「あの世」で一緒にいたのだ、

というのだ。

あの世と霊魂的存在があることについては、
既に1950年代からアメリカの著名な大脳生理学者が唱えており、
特に生死に係る問題については、単に生物学的反応や化学反応では
説明し得ない部分があり、プラスαの何かがあること。
そして現代ではこれに異を唱える医師がいるのだろうかと思える状況だ。  

筆者が妻を亡くして以来、
自堕落で食生活に無頓着な生活を送った結果、
いわゆるメタボ体型になってしまい、
職場でのメタボ検診で、職場の産業医が、
奇しくも、この産業医がうら若い美人の精神科医だったのだが、
問診で、

「誰も見てくれる人がいないから、メチャクチャな生活を送っている」 
と面倒くさい生活指導の反発も加えて答えると、 

「医師の私が言うのも変ですが、
奥さんは見ていますよ。きっと誰かに見られていますよ。」 
と真顔で言うのだ。

出たーッと思った。  

考えれば、亡妻とは高校3年のクラスメートから大学まで
学部は違うが一緒で、就職してからはしばらくは互いに欲を出して、

もっといい人はいる。私の白馬の王子様、お姫様が迎えに来てくれる

と甘い幻想を抱いたときもあったが、
会ってみると、無理に格好を付けることなく地を出せる関係だった。

ありきたりの言い方では、心が休まるというやつだろう。

 

このへんの感情は、
顔の美醜
(亡妻が「醜」とは思っていなかったからひっついたとは言えるのだが、)
とか体型
(こちらは、「お父さんはデブ専だから」と娘からタイコ判をもらっている)
とかでは説明がつかないと自分自身で分析している。 

あちらが先にあの世とやらへ行ってしまったが、
こちらも、あちらの世界へ行ったらあいつ、俺を待っているのかなとも思う。

もっとも、高3の同級生(ということは、亡妻とも同級生)の悪友で
最近、病気で先にあちらに行ったやつがいて、
亡妻を拝むついでに、
「頼むから、あいつとだけは、
俺がいないのをいいことに不倫なんぞするなよ」
と思ってしまう。

笑えない現実だ。

2018年6月23日土曜日

「忖度」の地勢学

「忖度」。

昨年の流行語大賞にもなったが、
こんな言葉を役所で一般向けの文書に書いて起案したとしたら、
特に今では決裁段階のどこかでドヤしつけられるであろう。

「慮って」とか「相手の意思に配慮して」に書き直せ!
とやられるのがオチだ。

どうも、「忖度」は、
昨年の森友・加計問題発覚以来、本来の意味にはなかった、
「相手が表に出したくないことについて」という冠が付いて、
「相手が表に出したくないという意思を慮って」
とか
「相手が表に出したくないだろうことに配慮して」
という風に取られるようになった。
















しかし、この忖度という行為は、実社会においては現実に重い意味を持ち、
知らず知らずのうちに、多かれ少なかれ為されていることだ。

筆者がある団体において、上から数えるよりも、
下から数える方が近い地位にいたときのこと。
重大事案で部長級の決裁をもらう事前協議に行ったときのことだ。

この部長というのが、頭はいいが感情を極端に表に出す、
いわゆるカミナリ部長でというやつで、部下は常に戦々恐々としていた。

案件についていきなり解決策を提示すると
「お前、この考えを俺に押し付けるんか!!!」・・・①
と怒りだしたという伝説があり、
たいていは当て馬的な腹案を二、三用意していて、
総合的に検討した結果これにならざるを得ませんでした
という論法で持ちこまないと、揉める元になるという暗黙の了解があった。

もっとも、これは役人世界ではよくやられている話で、
逆に上の方から
「これ以外に解決策はないのか?」
と問われることはままある話で、
これを自分の思う方向に持っていくのが役人の腕の見せ所となる。

で、筆者、その問題を上奏した後、
「どういたしましょうか?」・・・②
と切り出した。その部長、
「どうしたらええんや?」・・・③
と至極当たり前の回答だったので、
待ってましたとばかりに、こちらの方針を説明し、
了解を得て、その場はめでたしめでたしだったのだが、
後で直属の課長に呼ばれ、

「ああいう場では、
『どういたしましょうか?』などと聞くのは失礼だ。
答えられないと恥をかかすことになる。

『これこれの問題が起こっておりますので、
こちらではこのように対処しようと思っておりますのですが、
いかがでございましょうか?』
と切り出すべきだ」・・・④

と説諭された。


この案件では、
①の伝説が恐怖伝説に変わり、筆者の深忖度で、
これほどの人なら面前で案件を述べられたら
当然対処案も持ってきていることを承知しているはずだ。

②が出れば当然③と出ると読んでいたのが図星だったのだが、
言われてみれば、④も一理ある。

ただ、これが度重なると、結構こわいことになる。
同じことだから、もういちいちお伺いを立てることもあるまい、
と同じ判断で自分の権限で処理したら、
俺に報告がなかったと上の者が怒り出す。
極端な場合、相手のために先を読んでしたことが、
逆恨みを買うことすらある。・・・



フランスのルーブル美術館に古代エジプトの書記の坐像がある。

なんで書記のごときが像にまで、
と初めてこの現物を見たときに思ったのだが、
古代エジプトの治世を知るに連れ、この役割はばかにできないことを悟った。

古代エジプト時代、王が何かを部下に命令すると、後ろに控える書記が
「そのように決め、そのように行え」
と宣した。

それは、おそらく現代の法律や政令の公布と同じであり、
かつ、書記はそのことを古代エジプト文字を使って記録に留めたのであろう。

これにより、⑤のようなトラブルを防いだのだ。
王は同じような案件が来た場合、この書記に過去の処断記録を出させ、
前と違った判断を出さないように、
もし、違った判断を出すとすれば、日本の最高裁の大法廷判決のように、
前の判断を覆した理由を詳細に記録する必要があったのであろう。

当然、書記は、王が前に出した「そのように決め、そのように行え」の
記録に反するような言動をした場合、
「それは前に下した判断と齟齬があります。」と進言する権能を
与えられていなければならない。相当の権限だ。
だからこそ、王のミイラに匹敵するような坐像を作って、
その権威を表象したのだろう。

さて、ここで登場するのが金正恩。さして政治・行政の経験もなかった
若造の金正恩が首領の座についたとき、
粛清された張成沢(チャン・ソンテク)のような身内が
⑤のような金正恩の意思をいい意味で忖度して、
先読み補佐役をしてくれたのは非常に有難かったはずだ。

極論すれば国内・国際社会にナメられずに済んだ。

ただ、人間、余程のバカでなければ最低1年、事をやってみると、
大体次の年は前年の先例を思い出しつつ自立し始める。

それでも、金正恩の場合、張成沢のような経済派官僚が身内にいて、
中国や韓国との合弁企業が順調に活動を始め、
それなりに国家財政を潤しはじめたとなると、
順調に行けばそれは、忖度の成功であって、
正恩も自分の手柄になることだし、悪い気はしなかったはずだ。

しかし、張成沢は忖度の度を越して、
⑤の逆恨みを買うことになってしまった。

筆者、この張成沢のそれなりの経済政策の成功と、
まずまずの国家運営の補佐状況を見るにつけ、金正恩の取った仕打ちは、
「自分に報告がなかった、知らされなかった」うちに事が運ばれた、
程度の怒りではすまない異常さを感じ取っていたが、
案の定、最近、脱北高官によりその実態が暴露された。
 
張成沢は、自分の経済政策の成果を拡大路線に乗せるため、
いわゆる「39号室資金」、
日本であれば内閣官房機密費に該当する資金に
手を付けようと画策を始めたのだ。

この「39号室資金」、その正体はかなり汚いカネだ。

麻薬や覚せい剤の密売から始まって、IT技術を駆使した、
例のバングラディシュ中央銀行からの8100万ドルかすめ取りまで、
この資金は、たとえ身内でも手を付けるには余りに汚く危険で、
かつ、それは金正恩固有の秘密資金だ。

いくら身内の最側近とはいえ、これに手を出され始めたとなると、
正恩からすれば、まさに国家反逆罪。
即刻処刑、銃殺も無理はない。

ソンテクのソンタクが過ぎて逆恨みの末の粛清。
あまりいい洒落とは思えない。

2018年6月14日木曜日

米朝サミット地勢学的ヤブにらみ





















(各首脳マスコミに出ない本音)

1.トランプ「政治はショーだ。これで次の中間選挙は、自分及び共和党は安泰。」
→トランプに座布団2枚やりなさい。


2.トランプ「さらに、人権外交ばっかり叫んできた民主党にはできない離れ業だ。
  俺をゲテモノ、奇人扱いしてきた野郎ども、ざまあ見やがれ!」

→事実上、金王朝の圧政を是認したトランプから座布団1枚取りなさい。


3.トランプ「米国は北朝鮮と地続きでもなければ、通常兵器が使える距離でもない。
  核とICBMさえなければ、とにかく米国本土は安泰。」

→国際社会よりも、自国の利益最優先のトランプらしいやり方だが、
効果は世界に及ぶ。座布団2枚やりなさい。


3-2.一方の金正恩。施設は壊しても、データは残る。
  内心ヘーとも思うてない。いつでも再生可能。
  現に、核兵器を持っていない日本は、技術力をもって
  「潜在的核保有国」ではないか。

→このへんを見越した金正恩に座布団1枚。


4.南北朝鮮の停戦状態は継続。
  朝鮮戦争終結、平和条約は当分おあずけ。

金正恩「よかった。本当によかった。
ヘタに終戦にでもなりゃあ、軍の存在意義が極端に薄くなる。
先軍政治でかわいがってきた、というよりなだめすかしてきた軍が黙っちゃおらん。
下手をすれば軍事クーデターを覚悟しなきゃならんとこじゃったわい。」

→金正恩に恩を売ったトランプに座布団1枚
→軍部の造反を食い止める努力をした金正恩に座布団1枚


5.同じく南北朝鮮の停戦状態は継続で、内心喜んだのは韓国。

平和条約締結の代償で、多額の援助、支援を要求されてはたまらん。
ドイツ(旧西ドイツ)は、貧乏国家旧東ドイツを併合、
統一したばっかりに、さんざんな財政負担を長期に渡り強いられた。

あの轍は踏みたくないだろうな。今の繁栄を謳歌し、継続したいのが本音。
統一なんぞ、昔の夢、現在のタテマエ。

→日本にも恩恵は及ぶ。韓国に座布団1枚。


6.北朝鮮の現体制は維持

性急にやっては事をし損じる。朝鮮人民への弾圧は続く。
元はといえば、自由主義化で金王朝体制維持のための援助を
大幅に引下げたロシア、中国の罪。

韓国の太陽政策の復活とアメリカの人道支援名目の援助が期待できる。
その代償で、ボチボチ弾圧を緩めりゃいいんじゃないの。
そうでないと、自由化に起因した自国経済の自力発展が望めない。

核がなくなり、いつまでも貧乏国家よばわりじゃ、
金正恩、内政面で立つ瀬がない。
これからは、軍事費、特に核開発費を経済政策に向けることになるだろうな。

→多分、ここまで見抜いている金正恩に座布団2枚。


7.日本人拉致問題を伝えたとは言うが・・・

北朝鮮の本音は、朝鮮戦争の作戦の一環だ。
一種の情報戦で、スパイ養成の一手段。
これをほじくりまわして軍部に責任があることを表立てると、
4のとおり軍部の反発を買い、金正恩の立場が危うくなる。

→自分が指令したわけでもない作戦のために
振り回される金正恩の立場もある。
これは合わせワザを期待して、金正恩の座布団1枚取ることを保留。


8.人と人とが会うことの意義

マスコミや動画で2次元世界に住んでいて、
互いに現実味を感じないために憎悪の対象となっていた人間どうしが、
3次元世界で生身となって出会う。体温と血色を感じる。
こうなると、互いに殺意は感じなくなる。
そして、互いが背中に背負っている国家のことも相互に慮るようになる。

このような人間の習性を巧みに政治の場で利用したのが、ドイツとフランスだ。
第二次大戦の後遺症で互いに憎みあっていた両国だが、
隣国であるだけに関連する懸案は多い。

まずは月に一度とかのペースで首脳が会って、互いの悩みを話し合おう。
互いの体温と血色を感じながら食事をしよう、となった。
これが後の欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)につながり、
EEC、ECを経て現在のEUへと発展した。

少なくとも、トランプと金正恩は互いに2次元世界に住む人間から、
3次元世界に住む、血の通った人間どうしとなったのは厳然たる事実だ。
多くは望まないが、互いが人間性を上昇志向に持っていくことができたのは間違いない。
この状態で、これから双方がなじりあいを開始するとは思えない。