四国新聞で現在連載されている『 香川のリーダーたち 』シリーズで、
川島猛画伯が興味深い思い出を語られていた。
有名企業のニューヨーク駐在員たちが、芸術の知識を得るために
川島画伯の現地自宅やアトリエを訪れ講釈をしてもらったというくだりだ。
欧米は宴会社会でなくパーティー社会だ。
企業マンでも社交パーティーに招かれるが、そこでのメインは料理でなく
会話であり、興味深い話題を提供できる人が主役になれる。
ただし、そこには絶対のタブーがあり
(1) 仕事
(2) 政治
(3) 宗教
の話はしてはならない。
ということは、話題は自ずから芸術・文化の話が中心になってくる。
仕事以外にこの方面の知識を持ち合わせていないと相手にされなくなる。