自己紹介


はじめまして。近藤紀文と申します。
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2017年12月10日日曜日

続・命名権売り奇譚

11月12日付けで公立ホールの命名権にまつわる因縁話を書いたが、
この問題にまつわる珍談・奇談には事欠かない。


同因縁話の最後に「観音寺も新築のホールに訳の分からん名前を付けとるが、」と
お茶を濁しておいた問題をここでご披露しよう。


観音寺市が付けた新市民会館の名前は「ハイスタッフホール」。
この名の由来については「ハイ」は「高い」の意の「high」と
なんとなく想像していたが、「スタッフ」については、
このホールの指定管理は、11月12日付けの因縁話の前半の主人公、
穴吹エンタープライズ㈱が懲りもせずに取っている。


同因縁話にも書いたとおり、犯罪まがいの事件をおこした会社の兄弟会社が
「high staff」は厚かましいし、観音寺市も少しはまともな理性を持っているのなら、
高い質のものが詰まっているという意に取れる「high stuff」だろうと、
筆者、非常に良心的に解釈していた。


しかし、ここは真実の求道者たる筆者、確証を得るためハイスタッフホールに電話すると、回答は事もなげに

「命名権取得者がカタカナで「ハイスタッフ」とするよう条件を出したので、
そのとおりにしております。」

「では、スタッフの意味はstaffなのかstuffなのか分からないんですか?」

「命名権取得者が人材派遣会社なので、どちらにも取れますが、
我々では関知しておりません。」

で、「ハイスタッフ」を検索すると、同名の人材派遣会社が観音寺に有る。
電話して、
「おたくが市民会館の命名権を取得したということを聞いた。
スタッフはどちらの意味?」と聞くと、「こちらからお電話します。」


しばらくしてかかってきたのは何と観音寺市。「ホールの命名で何か?」

「おたくでないわ。
命名権を取ったハイスタッフの社名の“スタッフ”はどちらの意味か知りたいんや。」

で、しばらくするとまたもやハイスタッフ側から電話があり、
「aの方のstaffでよろしゅうございます。」とのこと。


「兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール」の「KOBELCO」は
ブランド名で社名ではない。


社名を直接ホールに命名すると、本社、関連会社いずれかで不祥事があると、
ホール名に傷を付けることは「穴吹」が証明している。


観音市も命名権取得者が不祥事を起こさないよう監視するとともに、
ありがたいことには(?)、こちらの場合は最悪そういうことが
起きたときは命名権を取り上げて
「High Stuff Hall」と名を変え、
チラシやチケットは素知らぬ顔でハイスタッフホールとカタカナで書き続ける。


この悪知恵は使えますよ、観音寺市担当者さん。 
 


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