本年12月9日付けで掲載した、
恐るべし!天下のマリインスキー歌劇場管弦楽団に勝った東大オケの
ヴァレリー・ゲルギエフつながりで驚愕の事実を一席。
このゲルギエフが常任指揮者を務めるメジャーオーケストラに
ミュンヘンフィルがあるが、
その「ミュンヘンフィル団員 日本音コン3位 ヴァイオリン 山田麻実」で
ピアノは高松一高、桐朋ラインの立川美香を掲げたリサイタルのチラシが、
最近、行き着けのオーディオ屋インザムードに行ったら、
カウンターの上に無造作に積み上げてあった。
2018年4月21日(土)15時から国分寺のシカ、とある。
近藤「これ何な!」
店員(筆者のオーディオの師、滝口教祖)
「ああ、それ客のじいさんが、親戚の演奏会やいうんで置かしてくれ言うて、
持ってきたんですわ。」
筆者、速攻、そこに書かれた「山田」と書かれた問い合わせ先へ携帯を入れる。
近藤「出身は芸大付属、芸大、芸大院、
ミュンヘン音大院となっとるけど、中学までは高松?」
山田氏「本人はずっと関東ですが、父親の私が昭和51年の高校卒業まで高松やったもんで、私の父、娘から言うたらじいさんがどんな音か聴きたい言うんで、どうせやったらいうんで、会場を設定したんです。」
近藤「51年高卒、・・・もしかして・・・」
で話を進めたら、何と彼は高校の同窓生で、そのいとこ、
旧姓山田さん:今はなき高松古楽コンソートに所属していた白石さんも同窓生とのこと。唖然。
近藤「しかし、よう受かりましたね。」
山田「倍率は500倍とかやったです。(!)まあ、これからですわ。」
近藤「チラシのご尊顔も麗しく・・・。」
山田「それがあいつ、顔が全然で、最近も撮り直ししたんですが、
これも気にいらんで、そのチラシのは相当前のやつです。
あまり、期待をなさらんように。(以上、ご尊父発言ママ)」
近藤「いやあ、うちのドラ娘も勤め先の大阪の企業のサイトに写真が出とんですが、
どうせ出るなら見合い写真に使えるようにキレイに撮ってもらえや、
言うたら、企業風土に合うように撮られたっちゅう話ですわ。どんな企業風土や。
しかし、ミュンヘンフィルの現役がこの甘ったるい
(会場がシカだから言ったのではない。)
子ども向けみたいなプログラムとはもったいない。
倍値の5,000円で面倒い曲でも行きますわ。」
山田「そうしたいんはヤマヤマなんですが、なんせ、3楽章モンのソナタに
じいさんの体力が持つかどうか分からんので、今回は泣く泣くこんなんにしたんですわ。
いずれは、本格的なソナタでやりたいです。」
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