この記事は
私が懇意にさせていただいている方へ送ったものを
自分用に編集したものです。
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ショスタコービチの交響曲11番。サブタイトルは『1905年』。
この年はロシア革命の発端となった『血の日曜日』事件が起きた年で、
2楽章は明らかにその事件を模したのではないかと思われる管弦なしの
オール・パーカッションでガンガン鳴らす部分がある。
連打するスネアドラムはおそらく機関銃の模写、大砲。
崩れ落ちる建物はバスドラムとティンパニの咆哮で再現。
これが数分続くが、この『ふすまホーン』を小細工したA5の前で
件のところをボーっと聞いていたら、いつしか、
(わし、ホンマに戦場に引っ張り込まれたんちゃうか)
と錯覚を起こしたような次第。
これを聴いたら、ジャズのドラムソロなんぞ、
ガキがおもちゃの太鼓をたたいとる程度にしか聞こえなくなる。
このふすまによるホーンの形状を自由に変えてみたい。
それには、ふすまが1枚ごとに自立する必要がある。
いわば『ふすまスタンド』が必要だ。
すぐさま、頭に浮かんだこのスタンドをポンチ絵にして、
高商の西にある福家という建具店に飛び込んで、設計協議した。
何せ、世間様にないものを特注するのだから、説明が大変。
しかし、ふすま1枚に2個のスタンドを付けることでほぼ実現しそうである。
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