この記事は
私が懇意にさせていただいている方へ送ったものを
自分用に編集したものです。
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アルテックA5様が、
芸術情報研究所・原分室(ラボラトリー)に遷座ましましてはや一週間になる。
趣味の餌食になった哀れなA5と喧伝されないためにも、
八面六臂の活躍をしておいでのA5様の現況をお伝えする。
A5様は現在、14畳をふすまで仕切った部屋の北側に鎮座しておられる。
当然仕切りのふすま4枚は邪魔になるので、
スピーカー対面南側の両隅に立てかけておいたのだが、
A5様を凝視するうちに、あることに気が付いた。
コーンから八の字状に開くホーン部を見ているうちに、
その末広がりの形状が、音響がいいと言われる志度音楽ホール、
県民ホール大・小ホールの舞台とそっくりであることに気付いたのだ。
多くの好音響ホールは、
その末広がりが客席前半分あたりまで続いている。
災い転じて福となす。
邪魔くささで、部屋南隅に立てていたふすま4枚を左右に2枚づつ、
A5からさらにホーン状に開くように立てかけ、鳴らしてみた。
・・・
すごい!
巨大なホーンの誕生だ。
というより、コンサートホールそのものになってしまった。
14畳くらいでは、フル・オケは響きすぎるくらいに朗々と響き、
微小な音も漏れなく拾うようになった。
もしかしたら、コンサートホールより強烈かもしれない。
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