【レオポルド・ストコフスキー】
指揮者レオポルド・ストコフスキーは、
CBSと100歳になるまで録音をするという契約を結んでいた。
実際、ストコフスキーが90歳を過ぎてからチェコ・フィルを率いてバッハの著名曲を
自らオーケストラ版に編曲・指揮して録音した 『 バッハ・トランスクリプション 』
というレコードを筆者は持っている。
この頃のストコフスキーは完全にボケていて
( でなきゃ、100歳までの録音契約などする訳ないでしょう )
” 手を引っ張られてよろよろしながら指揮台に立つまで、
「ここはどこ?私は誰?ワシは何しに来たの?」の状態だったが
一旦指揮台に上り譜面を見た途端、腰は伸び、目は爛々と輝き、
だらんと垂れ下がっていた腕は指揮棒を握ると同時に前に振り上げられた ”
と言うから、いやはやすさまじい。
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